ハトムギ由来のヨクイニンがイボ取り効果

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首イボ取りのクリアポロンには、ハトムギ・エキスのヨクイニンが有効成分として含まれています。

ハトムギ(はと麦、鳩麦Coix lacryma-jobi var. ma-yuen)とはイネ科ジュズダマ属の穀物です。原産地は中国南部からインドシナ半島付近で、日本へは朝鮮半島を経由して入ってきたと考えられています。

江戸時代(享保時代)には、日本でも栽培されていたようです。C4植物でリンゴ酸サイクルで光合成効率がよく、イネよりも、トウモロコシに近縁な種です。産地は、東北地方から九州まで日本全国で栽培されています。江戸時代からニキビ取りに使われていました。

薏苡仁(よくいにん)は、ハトムギの種皮を除いた種子を原料にした生薬(漢方薬みたいなもの)です。イボ取りの効果、利尿作用、抗腫瘍作用(ガン治療作用)、皮膚荒れを直す効果などがあるとされています。クリアポロンの首イボ取りの効果もこのヨクイニンの効果の一つと考えられます。

また、ハトムギエキスは、肌に塗ると、保湿作用、美白作用もあるので、肌がみずみずしくなり、肌の色も白くなる、というイボ取り以外の一般的な美容効果もあります。楊貴妃も愛用したというのもうなづけます。

グルタミン酸・ロイシン・チロシン・バリンという成分が、肌の新陳代謝を高めるため、美肌、美白効果があるそうです。

さらに、肌荒れ以外にもシミ・ソバカスやアンチエイジングにも効果を発揮します。利尿作用や便秘解消にも効果があります。

つまり、ヨクイニンは、昔から漢方薬としてもイボ取りなどの効果があることが知られていて、中国の紀元前に書かれた史記にもハトムギの記載があることから、2000年以上に渡って中国では使用されてきており、安全性についても問題ないです。

ただし、妊娠中はハトムギ(ヨクイニン)を取るのはよくないそうですから気を付けましょう。これは、ヨクイニンが、子宮を収縮させる危険性があると考えられていて、ヨクイニンを妊婦が過剰摂取をすると流産を引き起こす可能性があり得るためです。

妊娠中にイボができることもありますが、クリアポロンなどのヨクイニンを含む薬品は使わないように注意する必要があります。

いずれにせよ、ヨクイニンが入ったクリームであるクリアポロンは、イボ取りだけでなく、保湿、美白効果もある、オールインワン化粧品ですから、イボができてなくても単なる保湿、美白用化粧品としても使えます。

クリアポロンで首イボ取り

ただ、クリアポロンは、ウイルス性イボには使わない方がよい、という説もあります。クリアポロンは皮膚の構造を作り替えることでイボを無くするわけですが、それだと、ウイルスのいるイボの部分も一緒に作り替えるだけで、ウイルスそのものを除去できるわけではありません。

ウイルスを完全に除ける薬はまだほとんどなく、ウイルス対策としては、人間が本来持つ抗ウイルス力、つまり、免疫細胞がウイルスをやっつける主体です。

ウイルスを除去するのに一番いいのは、その部分を除くことです。これは植物を考えるとわかりやすいです。畑にウイルスがかかった植物が出現した場合、それを抜いて捨ててしまえばそれ以上はウイルスは広がりません。

人間の場合は、ウイルスに罹ったヒトを除去することはできませんが、ウイルスにかかった組織を物理的に除くことで同じ効果があります。

つまり、手術で物理的に除去するか、液体窒素で凍結させてウイルスが感染している組織を殺し、除去する方法です。

ですから、もしウイルス性のイボだとわかれば、クリアポロンよりも、他の物理的手段で除去することをお勧めします。

クリアポロンで除去するのに最適なのは30代後半位から多くなる老人性イボ(老人性疣贅あるいは脂漏性角化症)です。

若い人のイボはウイルス性が最も多いので、イボがウイルス性か、そうでないかかを見極めるのがよいでしょう。もしわからなければ、お近くの薬局か、病院に行って相談すればよいです。

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