イボが悪性化(悪性腫瘍化、癌化)する理由

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イボは良性の腫瘍ですが、ウイルス性のイボは、ヒト・パピローマ・ウイルスが原因です。このパピローマウイルスは知られているだけでも150種類くらいあり、一説には本当は1000種類くらいあるのではないか?と言われています。

ウイルスにより癌化するメカニズムは、ウイルスそのものが癌遺伝子を持つ場合があります。例えば、癌遺伝子のsrcという遺伝子を持つウイルスが見つかっています。

このような場合は、ウイルスが感染することですぐに癌化すると考えられます。

ヒト・パピローマ・ウイルスの場合は、イボを作るだけで、通常は癌化することはありません。

しかしながら、ウイルスには通常、エンハンサーという、遺伝子の働きを活性化する部分があります。このエンハンサーが癌遺伝子のそばに入り込むと、癌遺伝子が活性化して癌になる可能性が出てきます。

癌遺伝子の多くは細胞分裂(細胞周期)をコントロールする遺伝子で、ここにパピローマウイルスなどのエンハンサーが入ると、細胞増殖のスイッチが入りっぱなしになり、細胞分裂のバランスが崩れると、細胞分裂が暴走してどんどん増殖して癌になります。

つまり、DNAウイルスの場合は常にこのような問題があるわけです。RNAからDNAを作って染色体に組み込まれるレトロウイルスの場合も、組み込まれる位置によっては癌を誘発する可能性があります。

そういう意味でも、イボは早めに治療することがイボの癌化を抑制するだけでなく、他の細胞の癌化の可能性も減らすことができるのでお勧めです。

クリアポロンと首イボ

 

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